投稿日時 2024-12-21 00:57:04 投稿者 ![]() 夢幻考路 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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LAV-ARC 火星軍の重力圏降下作戦用に開発された珍兵器。 サイズはちょうど、アフリカゾウより少し背が低いくらい。異常に大きな面積の防弾ガラスから「火星人の地球観光バス」と揶揄される。 広い前方視界と全周警戒装置の組み合わせが現代戦において最も有効であるとの戦訓、また地球上の7割が海で戦闘が始まれば地上の殆どは装輪走行に向かない不整地になる、とする火星なりの、重力圏での地上戦に対する独特な思想により設計された。 一見装輪装甲車のようだが、実際には車体中央下部に2列装備されたアルキメディアンスクリューにより推進する。タイヤはスクリューに連動しており、ステアリングは全く切れず、左右のスクリューの回転数の差で曲がる。そのため1系統の操縦方式で水上も沼地も路上も航行できるが、それぞれの性能はあまりよくない。 地雷や爆発物に対して生存性が高いと謳っているが、実際にはアルキメディアンスクリューが衝撃を吸収して破損してしまうため機動力を喪失するため、実用性には疑問がある。 足が生えているのが印象的だが、これは能動的に使うジャッキのようなもので機敏な動きは全くできない。乗り越えられない障害物をなんとかゆっくり乗り越えるのに使うが、瓦礫の中などを航行するのにも役立つ。 なお装甲車なのに万能な走破性能を求められた結果、走行性能と装甲性能が犠牲になった。 大量に生産されていたが、火星政府が財政破綻したためその多くは「フロンティア」・・・つまり過去の地球へと旅立つこととなった。 その走破性から冒険者には愛されているが、ティラノサウルスや大型ワニ類に噛み割られる、ティタノサウルス類に踏み抜かれるetc…「紙装甲」の伝説が絶えない。 |
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